マンションの販売図面で、DEN(でん)と書かれている部屋があります。
このDENもよく質問される言葉なので解説しておきます。
デンとは英語で、動物の巣穴・洞穴の意味。
間取り図になった時のDENは、主に書斎を指します。
本来の単語の意味から、快適な住空間が備わった、大きな部屋ではなく。
不自由さ、窮屈さを楽しむ、隠れ家のような、趣味の部屋と捉えるのがDENです。
サービスルームをDENに利用することが多いでしょう。
子供にとっては秘密基地
DENは一言で言うとワクワクするような趣味の部屋です。
子供が使う場合は、おもに秘密基地として使われるのではないでしょうか?
子供が2人以上いる家庭においては、共同の遊び場として使えます。
もちろん勉強部屋としても使えます。
テレビやインターネットから隔離されていれば、小さな空間は、意外に集中力を高めてくれます。
子供が片付けなくても、親に怒られない自由な部屋であったら、子供達にとっての秘密基地になるのではないでしょうか。
男性のDENの使い方
DENを書斎として使うことは現代では少ないでしょう。
プラモデルの製作部屋・フライタイイングの部屋・写真の暗室でも使われます。
ちょっと夢はありませんが、現実的には家で仕事をするための小さな小部屋なのではないでしょうか。
専用のパソコンを置いて、会社から持ち帰った資料をじっくりまとめたり、時間のかかる図表やプレゼン資料を作ったりするのに集中できる部屋だと思います。
女性の場合の使い方
女性の趣味の部屋と言われても私には少しピンと来ませんが、趣味でアクセサリーを作る人や、雑貨を集める人にとっての最適な収集部屋になるのではないでしょうか。
女性は家の中で専用の部屋を持つことが少ない代わりに、家の中全てが女性の部屋だと言っても過言ではありません。
ただし専用の部屋が無いからこそ、DENのようなワクワクするような趣味の部屋が一つあると生活に潤いができてとても良いかもしれません。