マンションの修繕工事にパラペットという項目があります。ペラペットって何ですか?
パラペットは、マンションの陸屋根の端っこに立ち上がっている壁。屋根に降った雨水を壁面に垂れ流さない防水壁と、転落防止の役目があります。
運営者
赤い点線で囲った壁がパラペットです
パラペットは防水壁
パラペットは、防水壁としてマンションの陸屋根(「りくやね」ではなく「ろくやね」と読む)の端っこに立ち上がっています。
パラペットがない状態だと、屋根に降った雨水がダラダラと壁面に垂れ流しになってしまいます。
屋根部分は、強固な防水加工がしてありますが、壁面の防水は強くありません。
ですから壁面に雨水を垂れ流すのは、よろしくありません。
陸屋根は、真っ平(水平)に見えますが、排水のために微妙な傾斜がついています。これを水勾配と言います。
水勾配で陸屋根の端に集めた雨水をパラペットで堰き止め、雨どいをつたって排水します。
運営者
外壁を守り、漏水を防ぐためにパラペットを設置します
転落防止の効果もあるパラペット
パラペットは転落防止の効果もあります。
運営者
パラペットも手すりも設置されてなかったら恐怖ですね
マンションの理事になると、修繕工事に関する話し合いにも参加することになります。
そこでは、パラペットをはじめ、様々な専門用語が飛び交うので、調べる必要があると思います。