ドキドキの内覧が済んでホッと一息ついたら、売主は内覧後にしなければいけないことがあります。
「鉄は熱いうちに打て」という諺がありますが、内覧後にすぐやるべきことは、その日の反省です。少々ストイックかもしれませんが、この反省会は、次の内覧に必ず生かすことができるのでオススメです。
では、どんなことを反省すればいいのでしょう?
今回は、内覧が終わってから売主がすべきことを紹介します。
お客様の感想を聞く
内覧が終わると、その日のうちに内覧の結果と、お客様の感想を担当営業から聞くことができます。
- 購入を検討されたか?
- 印象の良かった点?
- 印象の悪かった点?
- 価格についてはどうか?
- お客様が気にされていたことは?
- 担当営業は、どう思ったか?
お客様がまったく気に入っていなかった場合には、感想が何もない場合があります。その場合には、内覧に付き添った担当営業は、売主の対応をどう思ったのか尋ねましょう。
水回りの汚れが目立った、壁紙の穴を気にされていたなど、改善できる点を考慮しましょう。
想定問答をブラッシュアップ
初めての内覧のときは、お客様からの質問にうまく答えられないことがあります。
- マンションのゴミ出しのルールは?
- 新聞は集合ポストまで取りに行くのか?
- 近所のスーパーや病院の評判
- 幼稚園・保育園・小学校の評判
- 近隣の騒音と治安について
想定していなかった質問がされたときは、誰でもうまく答えることができません。何度も想定問答を繰り返し、質問に対する返答を用意します。
車を持っていなければ、駐車場の抽選ルールも知らないでしょう。お子さんがいなければ小学校の評判は耳に入ってきません。マンションを売るためには、出来る限り質問に答えられるように調査をしましょう。
ハウスクリーニングを検討する
内覧でお客様の印象が良くない時には、荷物が多い・部屋が汚い、ことが原因になることが多くあります。
売主が、自分なりに整理整頓や掃除をしても効果がない場合には、ハウスクリーニングなどのプロの業者に頼むことを検討しましょう。
荷物が多すぎて、部屋が狭く見える場合には、レンタル収納スペースを借りて、しばらく使わないものを外に出すことを考えて下さい。
まとめ
マンション売却 | 売却価格 | 売却期間 | 対応と手続き |
得意な業者 | 高く売れる | 短い | スムーズ |
不得意な業者 | 安くしか売れない | 長い | トラブル |
失敗は成功の母と言います。
今日の内覧が上手くいかなくても、教訓を次の内覧に生かすことができれば、結果オーライではないでしょうか。
大事なことは経験を積むことと、失敗から学ぶこと。決してクヨクヨすることではありません。
ハウスクリーニングとレンタル収納スペースは、少額の投資で大きなリターンを得ることができます。ぜひ、検討して下さい。